社長の想い

ホームページ・デザイン・広告で、お客様を元気にする。

株式会社 スイッチ 
代表取締役 恒次 明宏 氏

明るくフレッシュなオフィスとスタッフ

明るいオフィスに最新のコンピューター機材が並ぶ。軽やかなBGMが流れる中、すべてのスタッフがそれぞれの案件の制作に集中している。ここは岡山市中心部にある、株式会社スイッチのオフィスである。

同社は2008年に設立。ウェブ制作、ネットショップ運営サポート、売り上げアップのコンサルティング、リスティング広告、印刷物制作などを手がける会社だ。
大企業のECサイト、福祉法人や住宅会社のホームページ制作を中心に、あらゆる業種の広告制作の実績があり、そのほかには、とある“ゆるキャラ”の立ち上げにも参加したとか。

スタッフは若いメンバーを中心に構成されている。一人ひとりが真剣に仕事に打ち込んでいる姿は美しさすら感じられる。この会社を率いているのが恒次明宏社長だ。

クライアントと信頼関係を築く戦略

恒次社長は大阪で通信関係の仕事を経験した後、岡山の印刷会社でウェブなどのデザイン関係の仕事を始めた。以前勤めていた会社での売り上げのほとんどがコンペからだったそうだ。

「コンペを取る・取らないは、割り切りが必要。攻め方のポイントは精査しないといけません。中途半端ではなく、印象に残るようなもの。『振り切るなら振り切れ!』と頑張ってきました」。コンペ作品は徹底して理詰めで考え、要望に加えてサプライズ感が大事だと語る。「コンペを開く人は、作品に驚きを求めているはずですから」。その時培った企画力は、今でも同社を差別化する源泉となっている。

現在、広告代理店経由の仕事と直取引の割合は半々。クライアントとの関係作りについての戦略は「納期・機能・クオリティー。これらを外さないことが肝心」と語る。

価格だけでなく、クオリティーの担保の仕方、早さや対応力などが求められる。「代理店の担当の方って本当に大変だと思います。クライアントの要求は高く、担当者からよく相談されます」。そして、頼りにされれば「何とかする」ことで応える。内容や納期など、たとえ厳しくても「無理」と言わない。どう対応できるかが大事だという。「要望に対して誠実に向かい合い、クライアントが満足することで、初めて信頼関係は生まれると考えています」。

クライアントから「社会の厳しさ」を学ぶ

スタッフ教育についてはどのように考えているのだろうか?同社では作品を作るとき、困り事にはアドバイスをするが、基本的にはクリエイターであるスタッフの考えを尊重している。

デザインはクライアントに見せて初めて反応がわかる、いわば「キャッチボール」のようなもの。スタッフには「相手に投げつけるつもりで作品を作れ」と激励する。やり取りで問題があれば、あえてクライアントに「怒って」もらう。「どれだけ失敗するかでその人の成長度合いが変わります。まさに『人間関係そのもの』ですね」。恒次社長はあえて表に出ず、スタッフの調整役に回る。

しかし何かあればクライアントに対して社長が責任を取り、決して部下のせいにしない。「クライアントに対してスタッフの盾になり、スタッフ個々のストレスを減らしていく役回りです。失敗を責めたり、責任をかぶせたりすることで、やる気や自信を失う方が、大きな損失です」。時には、社員のためにクライアントと戦うことも辞さない。

社員を尊重しつつ、社会の厳しさはお客さんに教えてもらう。こうしたやり方で、ひとつの仕事に対する責任感の強いスタッフが育っている。

恒次社長が描く会社の未来

デザイナーやプログラマーを更に採用し、戦力強化を図りながらウェブやチラシなどの広告づくりは今までどおり進め、また別の部門も拡充する予定だ。

「県外への進出も検討しています。実は具体的な案もあり、その準備等でけっこう忙しくしています。ここからさらに法人企業へ取引拡大の展開を見込んでいます」と語る。また、構想段階ではあるが、円安の中でいかに外貨を稼ぐか、東南アジアなど海外展開を模索しているところだという。

常に新しいアイデアを模索する同社。これからどんなサプライズを仕掛けるのか、今から楽しみだ。