社長の想い

タイムリー、スピーディな対応でつながりを広げる司法書士事務所。

石原一成司法書士法人 
代表社員 石原 一成 氏

司法書士はコンサルタント業

岡山市北区に事務所を構える、石原一成司法書士法人。
モノトーンの建物は洗練されたモダンな佇まい、オフィスには明るい光が差し込み、敷居の高さを感じさせないオープンな雰囲気を醸す。

業務は不動産登記をメインに、法人登記、相続登記など幅広い。不動産登記は、不動産取引や住宅ローン利用の際に必要となるさまざまな証明手続きをおこなうものであり、不動産仲介業者や住宅メーカー、金融機関などが主な顧客となる。
また最近は、遺言作成や相続登記等、相続関連業務にも力を入れる。税理士や不動産業者からの紹介のほか、終活セミナーなども開いて財産相続に関する相談に乗っている。

例えば、財産を妻に生前贈与したいという依頼が来ても、かえって税金が多くかかる場合には「やめたほうがいい」というアドバイスをすることも。法人登記の場合でも、役員構成や資産の振り分け方などさまざまな選択肢を示し、それぞれのメリット・デメリットをしっかり説明するという。

「『代書屋』ではない、というのが私たちの仕事に対する思い。決められた通りに書類を作成するだけではなくて、やはりじっくりとお客さまの話を聞き、それぞれの状況で一番よいやり方を提案するところに、私たちの存在意義があるのかなと思います」。

顧客ゼロ、飛び込み営業からスタート

石原さんが事務所を開いたのは1999年、27歳のとき。
「実は私、就職活動も就職もしたことがないんですよ」と、石原さんは笑う。学生時代より一貫して「なにか資格をもって独立開業したい」との想いがあり、大学を卒業後から、司法書士を目指した。4年間勉強して資格を取った後、別の事務所に勤めることなく、仲間と2人でいきなり起業したというから驚きである。

もちろん実務経験もなく、顧客のあてもなにもないところからのスタート。
「『なんか仕事ないですか』って、銀行の融資課を訪ねて回って。そりゃ誰も相手にしてくれないんですけど、それでもしばらくすると、ひとつふたつと仕事をいただけるようになりました。今から思うと、本当にありがたい話ですよね」と、当時を振り返る。

「とにかく必死にやっていたら」、初年度から黒字の結果に。翌年にはスタッフを増やし、仕事も順調に増えていった。

人と会い、話すことが好き

臆することなくどこへでも行き、いつの間にか相手の懐に入り込んでいく石原さん。
その肩肘張らないコミュニケーション力とフットワークの軽さは、事務所に大きな強みと個性をもたらしている。

今ではスタッフにデスクワークを任せ、石原さんはもっぱら外回りを担当。
近年はインターネット銀行の普及などの影響により、東京の大手司法書士事務所とのネットワークが重要になっているとのことで、機会を見つけては東京へあいさつに出向く。あるときは先方に5分間だけ時間をもらい、その場でプレゼンしてパートナー契約に至ったこともあるそうだ。
またあるときは、全国展開の某メーカーが岡山に初出店するという情報を聞き、いち早く近県の支店を訪ねてアピール。ここでも、チャンスを逃さない素早い動きで、大きな顧客を得ることとなった。

「事務所で座っているより、自分で出掛けていって話をして、いろんな人と仲よくなるのが好きなんですよ。自分でもまったく、『先生』という感じじゃないと思います」と、飄々とした表情を見せる。

みんなが穏やかに働ける職場づくり

現在、社員はパート含め15名。これだけの人員を束ねるリーダーとして、社員みんなが気持ちよく働けているかどうか、石原さんは常に心を配る。なにか問題や心配事があれば、すぐに改善に動ける体制ができているという。

結婚・出産でいったん仕事を離れた後に復職する女性も多く、そんなところも、居心地よく働きやすい職場の証し。また、他の司法書士事務所から移ってくる人も少なくない。「私は他を知りませんからね。みんなに前のところではどんなふうにやっていたか聞いて、いいところはどんどん取り入れて変化を続けています」。

住宅着工件数の落ち込みや少子化、大手同業者の地方展開など、業界内には不安要素もあるはずだが、「常に先読みして動いているから、そこは大丈夫」と、動じるそぶりはない。
「今」という時を逃さず、すぐに動く。その目と足があれば、これからも常に一歩前を進んでゆける。

石原一成司法書士法人